こんにちは,RC TAの菊地です.最近,知り合いから原付を譲ってもらい,より怠惰な生活を送っております.ただ,自転車のほうがタイヤが太いので少し物足りなさを感じています.
さて今回は複筋梁についてでしたね.前回の無筋梁や単筋梁に比べて,計算量は多かったですが,考え方はほとんど変わりません.コンクリート・圧縮側鉄筋・引張側鉄筋でどこが最初に許容応力度に達するかを検討しているだけです.
また,前回の演習も見ていただければ分かりますが,引張側にも圧縮側にも鉄筋が入っている梁(複筋梁)が一番耐力が大きくなり,引張側だけ鉄筋が入っている梁(単筋梁)が次に強く,補強がされていない梁(無筋梁)が一番耐力が小さくなります.これは,わざわざ計算しなくても,どれが強くてどれが弱いか,イメージだけで分かりますよね.他の講義のブログやこれまでのブログでも何度も書いていますが,構造系の講義はイメージすることが大事だと思います.
あと,引張鉄筋比を有効数字1桁で計算している人が何人か見受けられました.最終的な答えを有効数字3桁くらいで出してほしいので,途中計算では4桁とかで計算した方が誤差は少なくなると思います.
RCNo.5
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